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[2025年11月13日] つながれ! 全国のソフトボールファン!! 「チャレンジ10,000人とキャッチボール」(第87回)


 「第58回日本女子ソフトボールリーグ」(日本女子ソフトボールリーグ:JSL)は4月に「開幕」を迎えた「2025シーズン」も「第1節」「第2節」「交流節」「第3節」「第4節」を終了し、最終順位を決定する「順位決定節」をつい先日終えたばかり(10月31日(金)~11月3日(月・祝)※雨のため、1日順延。鹿児島県南九州市・知覧平和公園多目的球場を会場に開催)。
 今シーズンの「最終順位」を決定する「順位決定節」は、「プラチナセクション」「サファイアセクション」両セクションの1位・2位のチームが「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロック(優勝・準優勝・3位・4位を決定)、3位・4位チームが「順位決定節」Bブロック(5位~8位を決定)、5位・6位のチームが「順位決定節」Cブロック(9位~12位を決定)で戦い、各ブロックで1回総当たりのリーグ戦を行い、1位~4位の順位を決め、各ブロック1位・2位のチーム、3位・4位のチームが対戦し、最終順位を決定しました(大会結果はこちら)。

 2025年シーズンは終了しましたが、昨シーズン(2024年)からスタートしたこの企画はオフシーズンも続いていきます! 日本リーグでプレーする「現役選手」たちが自ら企画し、スタートさせたこの企画、このイベントの目的は、キャッチボールを通じて「コミュニケーション」を深め、ソフトボールを応援してくださる地域や人々と「つながり」を持ち、12チームの選手たちが競い合いながら「一致団結」して目標達成に向けてチャレンジしていこう! というものです。
 このイベントには、人生で「初めて」ソフトボールを手にした方、長年ソフトボールを楽しみプレーをしている方、誰でも参加OK! ちょっとでも「キャッチボールをしてみたい!」「ソフトボールをやってみたい!!」と興味を持ってくださった方、一緒にキャッチボールを楽しんじゃいましょう!!!
 オフシーズンも張り切って「チャレンジ10,000人とキャッチボール」の動画を毎週木曜日に公開していきます。このイベントへの参加者も「6,000人」の大台を突破しました。87回目となる今回も2本の動画を公開させていただきます。

 まず1本目は、大和電機 Blue Lakers(チーム紹介ページはこちら)が、チームの「OG」である立川さん、稲垣さん、大依さんとキャッチボールを行った動画です。
 立川さん、稲垣さん、大依さんは、大和電機 Blue Lakersが出場した「一宮オープン」の応援に駆けつけてくれたそうです。
 そんな「OG」の皆さんの応援を受け、大和電機 Blue Lakersは今シーズン「第58回日本女子ソフトボールリーグ」プラチナセクションで「2位」(10勝3敗)となり、先の「順位決定節」で「日本リーグ優勝」を争うAブロックに進出。現行の試合方式が採用された2022年以来、3年ぶりとなる「日本リーグ優勝」「王座奪還」をめざして戦いましたが……「順位決定節」ではリーグ戦、最終順位決定戦を通じて、勝ち星なしの4連敗。4位に終わってしまいました。
※「順位決定節」大和電機 Blue Lakersの試合結果・詳報はこちら
Aブロック・リーグ戦 第1戦 靜甲戦 試合レポート
Aブロック・リーグ戦 第2戦 YKK戦 試合レポート
Aブロック・リーグ戦 第3戦  VONDS市原 Emerald Green戦 試合レポート
Aブロック・3位決定戦 試合レポート

 初戦の靜甲戦で思わぬ大敗を喫したことで投打の歯車が狂ってしまい、第2戦、第3戦は1点差での惜敗。「日本リーグ優勝」をかけた「優勝決定戦」進出はならず、「3位決定戦」に回ることに……。「3位決定戦」でもYKKと白熱の好ゲームを演じましたが、3-5で敗れ、「順位決定節」では1勝も挙げることができず、「4位」でシーズンを終えることになりました。
 それでも……こうして「現役」を退いた後も、熱心にチームを応援し、後輩たちの戦いを見守ってくれる「OG」の皆さんがいる限り、きっと再び「日本リーグ優勝」を手にする日がくるはずです。
 また、この「OG」の皆さんと同じように、現在、チームで活躍する選手たちにも、いつの日か「現役」を退く日がやってきます。いつかそんな日が来たとしても、チームのことを変わらずに思い、JSLで戦った日々を忘れず、試合会場や毎日の練習に顔を出してもらえれば……と思います。
 先輩から後輩へバトンをつなぎ、チームの良き伝統を継承していくと同時に、いつまでもソフトボールを「好き」でいてくれたら……と願います。ソフトボールはいろんな形で楽しむことができ、携わることができるスポーツです。また、ソフトボールを「観て」楽しむこともできますし、審判員や公式記録員として、あるいは大会運営スタッフとして、ソフトボールを側面から支えることもできます。いついつまでもソフトボールを「好き」であってほしいと思いますし、その「輪」を広げていくために、それぞれがそれぞれの立場で、ソフトボールへの「想い」をつなぎ、伝えていってくれたら……と願うばかりです。

 2本目の動画は、平林金属 Peachblossoms(チーム紹介ページはこちら)が、岡山県立倉敷中央高等学校女子ソフトボール部の皆さんとキャッチボール行った動画です。
 倉敷中央高等学校女子ソフトボール部は、今年、地元・岡山県津山市で開催された「インターハイ」に17年ぶりの出場を果たしました(大会結果はこちら)。
 結果は残念ながら1回戦で5回コールド負け。「JSL」や「JDリーグ」で活躍する先輩方も多い「名門」「強豪」だけに、インターハイ出場という「喜び」があった一方、久々の「全国」の舞台で喫した敗戦に「悔しさ」も残りました。
 3年生は高校を卒業し、「新たな世界」へ飛び立っていきます。きっと「インターハイ」に出場した経験が「次なる舞台」で必ずや活かされるはずです。2年生・1年生は「全国」の舞台で戦った経験、そこで力及ばなかった「悔しさ」が今後の飛躍の糧となるはずです。今後のさらなる活躍を心より祈念したいと思います。
 2本目の動画に登場してくれた平林金属 Peachblossomsは今シーズン「第58回日本女子ソフトボールリーグ」サファイアセクション4位。残念ながら「上位争い」に絡むことができぬまま、5勝8敗の4位。両セクションの3位・4位のチームにより、「5位~8位」を決定するBブロックでもリーグ戦3戦全敗、「7位決定戦」でも敗れ、「順位決定節」の4試合で1勝も挙げることができず「8位」に終わりました。
※「順位決定節」Bブロック、平林金属 Peachblossomsの試合結果・詳報はこちら
Bブロック・リーグ戦 第1戦 小泉病院 Blue Arrows戦 試合レポート
Bブロック・リーグ戦 第2戦 MORI ALL WAVE KANOYA戦 試合レポート
Bブロック・リーグ戦 第3戦 花王コスメ小田原 フェニックス戦 試合レポート
Bブロック・7位決定戦 試合レポート

 中には「今シーズン限り」で「現役」を退く選手もいるかもしれませんが……「結果」ではなく、この「JSL」で全力を尽くし、戦った日々が、きっと「次なる舞台」でも活かされ、その「思い出」がある限り、強く、たくましく、明日を生きていくことができるはずです。
 また、大和電機 Blue Lakersの「OG」の皆さんのように、たとえチームから去り、「第一線」を退いたとしても、チームのことを忘れることなく、後輩たちを応援し、支えてくれるはずです。
 そして……来シーズンもまた「JSL」でプレーすることを選択した選手たちは、今シーズンの「悔しさ」を糧に、もっともっと強くなるはずです。さらに「上」をめざし、戦ってくれるはずです。
 来シーズンの平林金属 Peachblossomsの戦いを大きな期待を持って見守りたいと思います。

※動画は各チームの公式SNSでも公開しています。
 大和電機 Blue Lakers 公式Instagram https://www.instagram.com/yamatosoft/?hl=ja
 平林金属 Peachblossoms 公式Instagram https://www.instagram.com/hirakinsoftball/
 JSLの情報満載のInstagramはこちら https://www.instagram.com/women_softball.jsl/

チャレンジ10,000人とキャッチボール


次回予告(11月20日公開)
次回予告

前回動画(11月6日公開)


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